カイロの基礎知識

カイロプラクティックは、骨格異常の改善を専門とした療法です。

※全部読むのが面倒な方は、ページ最後の「まとめ」だけお読みください。

重力が体を壊す

結論を言ってしまうと、骨格に異常が起きる原因。その答えは、「重力」にあります。

姿勢が崩れる、軟骨が潰れる、筋肉が硬くなる…骨格には様々な問題が起こりますが、これらは全て、「筋肉・靭帯が持つ、骨を支える力が重力に負けること」で起こります。

朝は夜より背が高い

朝と夜では身長が変わる…と言う話を聞いたことがあるでしょうか?
この朝と夜の身長差は結構おおきく、1日の間に、2cm以上変わる人も少なくありません。

それだけ重力が骨格を押しつぶす力が大きい…と言うことですが、次の日の朝になれば、身長はまた伸びて、元の値に戻ります。

これは睡眠中には、「骨格を伸ばす力が働いている」ことを意味しています。

「伸ばす力」は「矯正力」

この「骨格を伸ばす力」は、日中に骨格が受ける重力の影響をリセットする役割があります。

日中は、重力の影響で骨格悪化 ⇔ 夜間は、伸ばす力で骨格矯正

このサイクルが上手くいっている場合は、骨格に異常が起きることはありませんが、「その日に受ける重力の影響を、その日の睡眠で矯正しきれない」状態が続いてしまうと、骨格に重力の影響が蓄積してしまい、骨格の悪化が進行してしまいます。

サイクルの乱れ

骨格サイクルの乱れには、2つの原因が上げられます。

【1】 悪い生活習慣があり、日中に骨格がうける重力の影響が大きすぎる。

【2】 睡眠環境が悪く、骨格を伸ばす「矯正力」が上手く働いていない。

つまり、重力の影響=矯正する力の状態で生活できていれば、骨格に大きな問題は起きません。

既に骨格に問題を抱えている人は、重力の影響=矯正する力 「重力の影響」が、睡眠中の「矯正する力」よりも大きい状態で、『長期間、生活してきてしまった』と言う事です。

矯正のための3つの方法

骨格矯正では、既に悪化してしまった骨格を、『矯正する』には、どうすれば良いでしょう?
答えは簡単です!

「重力の影響」より「矯正力」が上回った状態を作り、その状態を継続すれば良いわけです。
そのためには、3つの事が必要になります。

生活習慣の改善・睡眠環境の改善・カイロプラクティック療法の実践

1.生活習慣を改善し、「重力の影響」を弱める

骨格を良くしていくために最初に必要なこと。
それは、骨格を悪化させた生活習慣を見つけ出して改善すること。これが出来ないと、どんなに施術を続けても、また骨格が悪化する、「いたちごっこ」になってしまいます。

2.睡眠環境を改善して、睡眠中の「矯正力」を高める

骨格を良くしていくために次に必要になること。それは、睡眠環境を改善することです。

睡眠環境に問題があれば、睡眠中の矯正力は低下しますが、逆に、良い睡眠環境を作ることができれば、それだけ矯正力も高まります。

具体的には、暖かくて広い寝室に寝ることや、なるべく仰向けで寝る時間を増やすこと硬くて沈まない寝具を使うことなどが重要になります。

また、寝具に関しては、矯正力を高めることを目的に開発された、骨格矯正用の寝具・枕があるので、それで寝られればBestです。

3.カイロプラクティック療法の実践

骨格を矯正していく上で、最後に必要になることが、実際に骨格に「矯正力」を働かせる習慣を身に付けることです。

骨格異常・重力の影響のケア方法を研究し発達したカイロプラクティックでは、骨格に人為的に「矯正力」を働かせる方法を、4つの療法に分けて体系化しています。

カイロ

手技療法

多くの方が「カイロプラクティック」と聞いてイメージするのはこの手技療法です。様々な技術があり、まったく道具を使わない技術の他に、機械仕掛けの矯正台を使う技術や、機械仕掛の小さな器具を使って関節に刺激を入れる技術などがあります。

運動療法

一度覚えてしまえば、専門家の手を借りずに自分で骨格を矯正できる!
運動療法はとっても身近で便利な療法です。

硬化した筋肉・関節の柔軟化

骨格に問題がある状態で生活を続けると、負担が掛かった筋肉や関節は硬くなります。また、骨格の問題を悪化させないために、防御反応として硬化していくケースもあります。この硬くなった筋肉や関節は、骨格を矯正するのに邪魔になるので、柔軟性を回復させるためのストレッチやリハビリ運動を行います。

骨格の矯正

細かい骨のズレを矯正するには、手技療法が必要ですが、「開いた骨盤を閉める 狭まった椎間を広げる 伸びてしまった頸椎や腰椎にアーチを作る 強すぎる胸椎のアーチを伸ばす」など、大きな骨格作りは、運動療法で行えます。

筋肉の強化

骨格を支えているのは筋肉です。十分な筋肉量がなければ、せっかく矯正した骨格も、重力に負けてまた歪んでしまいます。

運動療法は、真面目に毎日実行できれば手技療法を上回る効果を出すことが出来ます。ただ、3日坊主で終わってしまう人もいるなど、人を選ぶ療法でもあります。ゆうき本院では、骨格のセルフケアに興味のあるかたには、具体的な運動法を指導させて頂きます。

栄養療法

栄養療法は、質の良い骨格を作るための療法です。栄養不足で、関節組織が劣化したままだと、骨格異常や症状が簡単に再発してしまいます。

組織 必要な栄養 食品 劣化したままだと
筋肉 アミノ酸 肉・魚・大豆 筋量に対して、力が弱い。弱い負荷で壊れる。短時間で疲れがたまる。長時間休んでも回復しない。
ミネラル
(Ca Mg P)
乳製品・小魚・海藻類 簡単に骨折する。骨棘を形成。炎症で変形。溶け出して周辺組織を石灰化。
軟骨

ムコ多糖類

コンドロイチン
グルコサミン
ヒアルロン酸

豚足・うなぎ・すっぽん・鶏皮・魚の煮こごり・甲殻類(海老・蟹)の甲羅 小さく薄い軟骨。保水力が無くなり、柔軟性の低下。弱い負荷で潰れ、削れる。

物理療法

物理療法(固定)は、サポーター、テーピング、コルセットなどで関節を固める療法です。カイロプラクティックでは、2つの目的で関節の固定を行います。

患部の保護

負担を掛けすぎたことで症状が起きている場合、その症状を良くするには「安静」が必要になります。ところが、「仕事が休めない…子供の面倒を見てくれる人が居ない…お祖母ちゃんの介護が…」

実際には色々な理由で、「安静になんてしていられない!」と言う人が沢山います。そこで患部を固定することで、負担を減らすことが重要になります。

関節の安定

手技療法や運動療法でせっかく骨格を整えても、重力の影響は永遠に続きます。一部の関節では、筋肉を付けることで関節を安定させることができますが、骨盤の仙腸関節や膝、足首のような筋肉に覆われていない関節では、それもできません。そこで、関節を安定させるために物理療法が重要になるのです。

腰などの筋肉に覆われている関節では、物理療法を長期的に行うと、筋肉が弱ってしまう事があるので注意が必要です。

まとめ

人間は2本足で生活をするため、骨格が重力の影響を受けてしまいます。その影響の蓄積が、骨格の異常(骨格筋の委縮・軟骨の変形・姿勢の崩れ)の正体です。>>>

本来これらの重力の影響(骨格の異常)は、睡眠中に身体を伸ばす力が働いて、日々リセット(矯正)されています。

この、骨格が日中には重力で潰され、睡眠中には伸ばされて矯正される…というサイクルが正常に行われているうちは、骨格に大きな異常は起きません。>>>
朝と夜で身長は1.2cm変化します。

しかし、重力の影響を強く受けてしまう、悪い生活習慣がある。

寝方が間違っていて、睡眠時に十分に身体が伸ばされない…。などの問題を抱えて生活を続けると、骨格はどんどん悪化してしまいます。>>>

1度悪化させてしまった骨格を矯正するには、以下の3つが必要になります。>>>

  • (1)悪い生活習慣を見つけ出して改善する。
  • (2)睡眠環境を整える。
  • (3)カイロプラクティック療法を習慣化する。
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